通訳案内士は、報酬を受けて、外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることができます。
通訳案内士になるには国家試験(国際観光振興機構が実施)に合格し、都道府県知事の登録を受けなければなりません。
通訳案内士試験
1.試験語学
英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア 語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語
2.受験資格
年齢、性別、学歴その他の制限はなし
3.試験の内容
第1次試験 外国語の筆記試験、日本地理、日本歴史、産業、経済、政治及び文化に関する一般常識
第2次試験 通訳案内の実務(筆記試験で選択した外国語による実践的コミュニケーション能力。人物考査を含む。)
4.試験実施時期
第1次試験(筆記) 8月下旬
第2次試験(口述) 12月上~中旬頃
5.試験場所
筆記試験は、国内8地域(札幌市、仙台市、東京近郊、名古屋市、大阪近郊、広島市、福岡市、那覇市)及び海外2都市(ソウル市、台北市)で実施。ソウル市における選択外国語は韓国語のみ、また、台北市における選択外国語は中国語(繁体字)のみ。
口述試験は、英語、中国語及び韓国語にあっては東京近郊、大阪近郊及び福岡市で実施。それ以外の外国語については、東京近郊で実施。
6.受験料
11,700円 二か国語受験の場合は23,400円
7.問い合わせ先
独立行政法人 国際観光振興機構
インバウンド戦略部 受入対策グループ 通訳案内士試験係
TEL:03‐3216‐1903(月~金 9:15~17:45)