三大湾をはじめとし大都市圏の臨海部は、そのほとんどが直立形式の岸壁・護岸により形成され、干満帯に生息する多くの生物や植物にとって定着し難い環境になっています。
このような環境においては、護岸を緩傾斜にすることや浅場・干潟を擁する港湾構造物にすることにより、生物生息場の拡大や親水性の高い港湾空間の形成が期待できます。
このたび、これまで港湾局で策定した生物共生に係る各種マニュアルや、全国各港湾で実施されている事例、実証実験の結果を踏まえ、整備に必要な考え方や技術的事項、効果等について整理し、「生物共生型港湾構造物の整備・維持管理に関するガイドライン」として取りまとめましたので公表します。
平成26年7月
生物共生型港湾構造物の整備・維持管理に関するガイドライン 本編(pdfファイル 6.89MB)
生物共生型港湾構造物の整備・維持管理に関するガイドライン 資料編(pdfファイル 6.52MB)