平成20年7月28日
日本とマレーシアとの航空当局間協議が、7月24日(木)~25日(金)の間、東京において開催され、以下のとおり合意した。
航空当局間協議の出席者
日本側代表団:奈良平博史 航空局国際航空課長他
マレーシア側代表団:チャンドラセカラン(Mr.Chandrasekaran)航空局長他
主要合意事項
(1)羽田空港関連路線に係る枠組み設定
先般発表した「首都圏空港(成田・羽田)における国際航空機能拡充プラン」に基づき、羽田空港第4滑走路供用開始(2010年10月予定)後に、羽田の深夜早朝時間帯(リレー時間帯を含め、22時~翌7時)において、日・マレーシア双方の航空企業が、それぞれ、羽田=マレーシア間を週7便まで運航できる枠組みを設定した。なお、羽田空港関連の国際定期便に係る枠組みの設定は今回が初めてとなる。
(2)日・マレーシア間の航空自由化
空港容量に制約のある我が国首都圏空港関連路線(成田及び羽田の関連路線)を除き、日・マレーシア相互に乗入地点及び便数の制限を廃止し、アジア・ゲートウェイ構想に基づく航空自由化を実現した。これにより、航空自由化を実現した国・地域は、韓国、タイ、マカオ、香港、ベトナムに次ぎ6か国(地域)目となる。
日本・マレーシア航空関係(PPT形式)