平成20年9月25日
今月21日にエア・インディア社が運航する航空機において、成田国際空港を離陸後にエンジン内部を破損する重大インシデントが発生しました。本事案により同機から落下した部品が、成田国際空港周辺の民家に駐車していた自家用車に損害を与えており、一歩間違えれば人命に関わる重大事故になりかねない状況であったことが判明しています。
本件については、現在航空・鉄道事故調査委員会において調査が行われているところですが、上記状況を踏まえ、本日、別紙1の文書により、同社に対し、同委員会の調査に協力し、適時適切な再発防止策を講じるとともに、航空機の運航の安全確保に万全を期すよう指導し、また、別紙2の文書により、成田国際空港を利用する他の航空会社に対しても同種事案の防止に万全を期すよう要請しましたので、お知らせいたします。