平成22年9月28日
国土交通省では、全国の都道府県・市区町村の協力を得て、都市公園等の整備の現況調査及び緑地保
全・緑化への取組の実績調査を毎年実施しています。この度、平成21年度末の調査結果をとりまとめまし
たので、お知らせいたします。
平成21年度末の全国の都市公園等の整備量(ストック)は、平成20年度末と比較し、面積は約
114,990haから約116,529haと約1,539ha増加、箇所数は96,808箇所から98,495箇所と約1,687箇所増加、
一人当たり都市公園等面積は、約9.6㎡/人から約9.7㎡/人に上昇しています。
しかし、欧米諸国の主要都市と比べると都市公園等の整備水準は依然として低く、引き続き防災や環境
問題への対応等の各種政策課題に対応しつつ、都市公園等の整備の推進を図ります。
また、厳しい財政状況を踏まえ、ストックの有効活用や効率的な維持管理を進めていきます。
都市緑地法等の規定に基づく行為制限等により、保全・創出が図られている緑地(特別緑地保全地区・
市民緑地等)が、別表のとおり指定されています。
※以下の制度に基づく緑地面積等をとりまとめ
◇「古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法」に基づく歴史的風土保存区域、歴史的風土特
別保存地区の指定面積
◇「明日香村における歴史的風土の保存及び生活環境の整備等に関する特別措置法」に基づく第一種・
第二種歴史的風土保存地区の指定面積
◇「首都圏近郊緑地保全法」「近畿圏の保全区域の整備に関する法律」に基づく近郊緑地保全区域、近
郊緑地特別保全地区の指定面積
◇「都市緑地法」に基づく特別緑地保全地区の指定面積、市民緑地の契約面積、認定緑化施設整備計画
の件数及び緑化地域の指定状況
◇「都市計画法」に基づく風致地区の指定面積
◇「都市の美観風致を維持するための樹木の保存に関する法律」に基づく樹木(施行令第一項に該当す
る樹木)の指定本数及び、樹木の集団(施行令第二項に該当する樹林地・いけがき)の指定面積・指
定延長
参考資料(PDF形式:235KB)