平成29年度に80棟の木造建築物を国が整備しました
~公共建築物等木材利用促進法に基づく木材利用状況を取りまとめ~
国土交通省と農林水産省はこの度、各省各庁が整備する公共建築物における、平成29年度の木材の利用状況を取りまとめました。平成29年度に木造で整備を行った国の公共建築物は80棟(前年度比190.5%)となり、木材利用促進法が施行された平成22年以降で最多となりました。 |
我が国では、人工林が資源として利用可能になる一方で、林業生産活動の低迷に伴い森林の十分な
手入れが行われず、森林の機能の低下が懸念されています。こうした状況下、平成22年に「公共建築
物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、国が率先して木材利用に取り組むととも
に、地方公共団体にも働きかけ、木材全体の需要拡大を推進しております。
平成29年度に完成した国の公共建築物における木材の利用状況等は以下のとおりです。
<平成29年度の木材の利用状況>
・低層の公共建築物
80棟(9,457㎡)を木造化
・新築、模様替え等
171棟で内装等を木質化
・木造化、木質化により
3,139㎥の木材を使用
<国土交通省の取組>
・
「木材を利用した官庁施設の適正な保全に資する整備のための留意事項」の公表
・
「木材利用推進研修」の実施
・
「公共建築物木材利用関係者省庁等連絡会議」を開催し木材利用に関する情報を提供 等
<別添資料>
「平成29年度 公共建築物における木材の利用の促進に向けた措置の実施状況の取りまとめ」
別添資料については、国土交通省ホームページに掲載します。
http://www.mlit.go.jp/gobuild/moku_riyoujoukyou.html#kuni_torikumi
お問い合わせ先
- 国土交通省大臣官房官庁営繕部整備課木材利用推進室 課長補佐 吉原
-
TEL:03-5253-8111
(内線23663) 直通 03-5253-8949
- 国土交通省大臣官房官庁営繕部整備課木材利用推進室 木造調査係長 柏﨑
-
TEL:03-5253-8111
(内線23475) 直通 03-5253-8949
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