平成21年6月30日
平成21年度北海道特定特別総合開発事業推進費について、実施計画をとりまとめましたので、お知らせします。
北海道特定特別総合開発事業推進費(以下、「特特推進費」という。)は、北海道総合開発計画の推進のために充当される予算です。
実施に当たっては、北海道をはじめとする関係行政機関等との協議により、毎年、北海道開発事業として重要と考えられるテーマを設定し、そのテーマに基づいて予算を箇所付けしています。また、当初予算が決定された段階では予期し得なかった事項により事業の進捗が遅れる、あるいは促進が必要となるなどの事態に柔軟に対応し、弾力的な予算措置を可能とするよう、年度途中に箇所付けを行う制度となっています。
この予算を活用することにより、集中的な事業の促進、効果の早期発現、投資の効率化が進められることが期待されます。
平成21年度の特特推進費のテーマは、以下の2テーマであり、直轄事業を主とした基幹的な事業を推進します。
・地域活性化のための北海道地域連携事業(北海道特定地域連携事業推進費により実施)に関連する事業の推進
・食料供給力強化のための物流施策に資する事業の推進
(参考)
「北海道特定地域連携事業推進費」
北海道が市町村等と連携を図りつつ、地域の自主性・裁量性を高めた取り組みを試行的に実施することにより、地域の課題解決を図り、魅力と活力ある地域づくりを推進することを目的に平成20年度に創設。
北海道と関係市町村等が連携し、地域の実情を踏まえたテーマを自由に設定し、北海道開発事業費に計上されている補助事業のメニューから事業を選択、組合せ、5年間の北海道地域連携事業の事業計画を策定し、成果目標を定めて責任を持って事業を実施する制度。