平成31年3月15日
国土交通省北海道局では、苫小牧東部地域の開発について、平成31年以降のおおむね10年間の「段階的な開発の方向性」を検討するため、外部有識者による「苫小牧東部地域開発検討会」を設置し、検討を進めてまいりました。
今般、検討会の意見がとりまとめられたので公表します。
北海道総合開発計画において重要な施策として位置付けられている苫小牧東部地域の開発を推進するため、平成7年に「苫小牧東部開発新計画」を策定しました。
この新計画を効率的に推進するため、平成9年に「苫小牧東部開発新計画の進め方について」を、平成20年12月に「苫小牧東部開発新計画の進め方について【第2期】」を策定し、おおむね10年間の段階的な開発の方向付けを行っています。
「苫小牧東部地域開発検討会」では、苫小牧東部地域開発における平成31年以降のおおむね10年間の「段階的な開発の方向性」が検討され、平成30年8月から平成31年2月まで3回にわたる検討会としての意見が取りまとめられました。
本とりまとめでは、「物流」、「エネルギー」、「情報」の優位性を柱として、多様な産業の集積のみならず、社会的課題解決に資することを視野に、新たな食関連産業の創出、再生可能エネルギーの活用、自動走行・ロボット・ドローンの実証試験の誘致、災害時の拠点形成などを展開すべきといった内容が盛り込まれています。
国土交通省北海道局では、本とりまとめを踏まえ、今後、「苫小牧東部開発新計画」の次期段階計画を策定してまいります。
(参考)「苫小牧東部開発新計画」、「苫小牧東部開発新計画の進め方について【第2期】」及び「苫小牧東部開発検討会」の開催状況は、以下のURLからご覧いただけます。
http://www.mlit.go.jp/hkb/hkb_tk7_000003.html
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