平成31年3月28日
国土交通省北海道局及び北海道開発局は、北海道を訪れた外国人ドライブ観光客のGPSデータを活用し、
今般、初めて通年(2018年1月から12月)での観光動態分析を行いましたので、その分析結果についてお知らせ
いたします。 |
北海道開発局は、2018年4月に協定を締結した株式会社ナビタイムジャパンとともに、同社のスマートフォン用アプリケーション
「Drive Hokkaido!」を活用し、地方部の魅力的な観光資源等を情報発信し継続的な外国人観光客の地方部への誘導及び移動
経路等の把握に取り組んでいます。
今般、初めて通年(2018年1月から12月)のデータを分析した結果、ドライブ観光の促進が地方部へ誘導効果をもたらすことを
確認することができました。
【主な分析結果】
○ 外国人ドライブ観光客は北海道内各地を広域に周遊し、来道外国人旅行者全体に比べ、より地方部を訪れ、より長い期間
滞在しており、ドライブ観光の促進は、来道外国人旅行者の地方部への誘客に有効。
・地方部宿泊割合を見ると、外国人ドライブ観光客は今回調査で47.4%(2018年1-12月)、昨年調査で42.5%(2017年9-11月)
となり、他の移動手段も含む来道外国人旅行者全体は26.4%(2017年1-12月:北海道庁調査)となった。
・平均旅行日数を見ると、外国人ドライブ観光客は今回調査で6.2日(2018年1-12月)、昨年調査で5.8日(2017年9-11月)となり、
他の移動手段も含む来道外国人旅行者全体は3.7日(2017年:北海道庁調査)となった。
○ 外国人ドライブ観光客の目的地は、雪、芝桜、桜、ラベンダーなど、季節に応じて変化。
○ 国・地域別では、香港・シンガポール・台湾は道南や道東へ広域に周遊、韓国は札幌、美瑛・富良野に集中。 等
※分析結果の全体版(北海道内15エリアの詳細分析結果を含む)は、以下の北海道開発局ホームページに記載しています。
URL:
http://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ki/renkei/splaat000001ki1s.html
※北海道ドライブ観光促進プラットフォームの概要等は、以下のホームページをご覧ください。
URL:
https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ki/renkei/splaat000001bhbx.html