平成22年12月20日
(株)内外テクノスが販売した防火設備について、国土交通省への報告に基づき調査を行ったところ、建築基準法に基づく大臣認定仕様とは異なる仕様の製品が販売されていたことが判明しました。
・平成22年11月9日、国土交通省では、同社からの報告に基づき調査を行い、(株)内外テクノスが販売した防火設備(耐火クロススクリーン)について、認定仕様とは異なる仕様の製品が販売されていたことを公表しました。
・平成22年11月22日、国土交通省に対して、再度、同社が販売した防火設備(耐火クロススクリーン)について、認定仕様とは異なる仕様の製品が販売されている可能性があるとの報告がありました。
・国土交通省において調査を行ったところ、別表に掲げる3件の大臣認定について、認定仕様とは異なる製品が販売されていたことが判明しました。概要は次のとおりです。
・認定仕様との主な相違点:ガイドレールや座板等について、引張強さ等の機械的性質が
定められていない鋼板や寸法の異なる鋼板を用いていたこと 等
・当該製品の使用物件数 :15物件
(1)大臣認定を受けた企業への対応
・原因究明を行い、再発防止策を検討し国土交通省に報告するよう指示します。
・当該大臣認定を使用している建築物の特定及び当該建築物について建築基準法への適合性の確認を行い、不適合のものについて改修等の必要な対策を講じること又は販売仕様の性能確認を行うよう指示します。
・相談窓口を設置し、適切に対応するよう指示します。
(2)国土交通省における対応
・防耐火関連の大臣認定について、社会資本整備審議会建築分科会基本制度部会にてとりまとめたサンプル調査を引き続き実施します。
別表(PDF形式:62KB)