平成24年12月21日
平成21年4月20日(金)に、青森市の倉庫に設置された小規模な昇降機において、従業員が昇降機に乗り荷物を1階から2階へ運ぼうとして、かごの鉄製柵と1階の天井部に挟まれて、死亡するという事故が起きました。
当該昇降機については、当時の青森市の調査で、建築確認申請された記録がなく、設計者・施行者が不明であり、また、昇降路に壁や囲いがないなど建築基準法に適合しない部分があったことが確認されています。
同様の事故防止の観点から、当該昇降機に使用されたいたリフトを製造・出荷した鈴木製機(株)の製品のうち、適法に利用されていることが確認できない物件について、違法設置エレベーターに利用されていないかどうかの緊急点検を行うよう、本日(12月21日)付けで、別紙のとおり、特定行政庁に対して通知いたしましたのでお知らせします。
なお、ほとんどの設置場所が、工場、倉庫等となっています。
国土交通省としては、緊急点検の結果、違法が確認されたものについては、特定行政庁を通じて使用停止や早期是正を求めていきます。
違法設置エレベーターに関する情報提供についてはこちら
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