令和4年6月22日
高次脳機能障害者特有の症状として、社会的行動障害や記憶障害がありますが、適切なリハビリテーションを受けることで社会復帰につながる可能性があります。
頭部外傷を治療する病院や自立訓練を提供する事業所はあるものの、入院中は患者にとって守られた環境下での生活となるため、高次脳機能障害が概して目立たず、発見されないことがあるほか、高次脳機能障害に理解のある事業所も多くない状況にあります。そのため、高次脳機能障害の発見が遅れる場合や適切な自立訓練を受けられず、高次脳機能障害を有する者が社会復帰できない状況が生じています。
このため、国土交通省では、自動車事故による高次脳機能障害を有する者の社会復帰の促進を図る方策を検討することを目的として、自立訓練(機能訓練・生活訓練)を提供する障害福祉サービス等事業者のうち、高次脳機能障害への十分な理解がある者が行う、高次脳機能障害を有する者が病院・事業者から地域への生活を円滑に移行するためのサポートの取り組みに対して補助を行う、社会復帰促進事業のモデル事業を実施します。なお、予算の範囲内で国が当該事業の実施に要する費用を補助します。
本日より、令和4年度実施に係る公募を開始します。
・補助対象事業者
自立訓練事業所
・補助対象経費
[1]ネットワーク構築支援費 [2]自立訓練提供支援費 [3]地域連携支援費
・募集期間
令和4年6月22日(水)~令和4年7月13日(水)
・事業実施期間
採択日 ~ 令和5年3月31日(金)
なお、本補助事業の応募要件・応募方法等の詳細につきましては、国土交通省のホームページ内(以下アドレス)に掲載する公募要領等をご覧ください。
https://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk2_000102.html
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