令和6年3月26日
独立行政法人自動車事故対策機構(ナスバ)は、自動車事故による重度脊髄損傷者の継続的なリハビリ機会を確保することを目的とした専用病床の設置・運営に向けて、本日より全国の3病院にてモデル事業を開始し、各病院における治療・看護・リハビリの成果や課題を検証していきます。 |
○ 令和3年7月に自動車事故被害者・遺族団体、有識者を委員とした検討会でとりまとめられた
「「今後の自動車事故被害者救済対策のあり方に関する検討会」報告書」において、「回復期以降に
おいても引き続き、病院に入院してリハビリテーションをはじめとした治療を受ける必要があると認
められる自動車事故により脊髄を損傷し、重度後遺障害者となった者を受け入れる病院を選定し、こ
れらの者を受け入れる環境整備を検討すべきである」ことが示されました。
○ 国土交通省では、自動車事故による重度脊髄損傷者の回復期以降の十分なリハビリ機会を確保する
ための環境整備に必要な支援策について、令和4年度に調査研究事業を実施し、「重度脊髄損傷者の
中長期入院の受入れ環境整備に関する基準等について」を令和5年2月に策定しました。
○ これを受けてナスバでは、今年度、重度脊髄損傷者に対応した療護施設の設置・運営に向けたモデル
事業(重度脊髄損傷者受入環境整備事業)にご協力をいただく病院を全国で公募した結果、本日から
全国3病院計12床の患者募集を開始します。今後、概ね2年間実施した後、受託病院に求める受入れ
環境基準や設置地域等の検証を行う予定です。
○ 病院や患者募集の詳細は、別添ナスバプレスリリース「重度脊髄損傷者受入環境整備事業(モデル事業)
がスタート!全国3病院で患者募集を開始」をご参照下さい。
https://www.nasva.go.jp/gaiyou/pdf/2024/20240326_1.pdf
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