平成24年9月21日
北海道運輸局室蘭運輸支局及び、関東運輸局千葉運輸支局野田自動車検査登録事務所において、自動車登録情報の一部である自動車登録乙原簿が所在不明となっていることが判明しました。
8月 1日
北海道運輸局室蘭運輸支局において自動車の登録申請を受け付けるにあたって、「自動車登録乙原簿」(※)(以下「乙原簿」という。)に記録された内容の確認が必要となった際に、当該原簿が所在不明であることが判明。その後、支局内の捜索や職員等への聞き取り調査を行うが、乙原簿の所在を現時点まで確認出来ず。
9月14日
室蘭運輸支局の事案を踏まえ、本省自動車局より全運輸局に対し、乙原簿の管理状況確認を指示。
9月18日
関東運輸局千葉運輸支局野田自動車検査登録事務所において、乙原簿の所在不明が判明。現時点まで所在を確認出来ず。
※「自動車登録乙原簿」現在、自動車の登録情報は、自動車登録検査業務電子情報処理システム(MOTAS)により電子的に管理されているが、システムが導入される前は、自動車登録情報を紙による原簿で管理していた。 昭和45年に電子システムを導入した際に、それぞれの自動車についての所有者、車両の諸元、登録番号等の殆どの情報は電子化されたが、登録自動車に付ける抵当権等一部の付随的な情報は、当分の間、「自動車登録乙原簿」という紙による原簿での管理も継続することとされた。現在、昭和62年までに設定された抵当権等に係る情報が、全国の運輸支局等で乙原簿により管理され、乙原簿を使用した登録業務が行われている。(昭和63年以降については、電子データにて管理されている。)
室蘭運輸支局 登録自動車19台分
野田自動車検査登録事務所 登録自動車84台分
※当該乙原簿には、自動車登録番号(ナンバープレートの番号)、抵当権者の名称が記載されています。
現在までのところ、当該情報が外部に流出した事実は確認されていません。
所在不明となっている原簿に記録されている情報については、調査の上、電子データとして登録します。
また、全国で紙の乙原簿で管理している情報の全てを、早急に電子データ化すること等により再発防止の徹底を図ります。
なお、乙原簿の紛失時期を含めた詳細な事実を確認した上で、関係者に対しては、厳正に対処したいと考えています。
自動車登録乙原簿(見本)(PDF形式:78KB)
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