平成28年4月12日
自動車の自動運転技術については、交通事故の大幅な削減、高齢者等の移動支援など様々な効果が期待されています。このため、我が国メーカーを含む世界の自動車メーカーや部品メーカーが、その開発・実用化に取り組んでいるところです。
自動運転技術のうち、衝突被害軽減ブレーキなどの進行方向の自動制御については、多くの技術が実用化されている一方、自動追い越しなど自動でハンドルを操作する「自動操舵技術」については、現在、世界各国において技術開発が進められているところです。
このような状況を踏まえ、昨年4 月、自動車の国際基準を策定する「国連の自動車基準調和世界フォーラム」(WP29)の傘下に「自動操舵専門家会議」が設置され、国際基準策定の議論が開始されました。日本はドイツとともに本専門家会議の共同議長を務め、その議論を主導しています。これまでに5 回の会合を行い、今般、下記の通り、第6 回会合を東京にて開催します。
記
1.日時:平成28 年4 月19 日(火)9:30 ~ 21 日(木)17:30
2.場所:TKP 市ヶ谷カンファレンスセンター (住所:東京都新宿区 市谷八幡町8)
3.出席予定者:日本、ドイツ、英国、欧州委員会(EC)、スウェーデン、デンマーク、韓国、オランダ、フランスなど各国政府、OICA(国際自動車工業連合会)、CLEPA(欧州部品工業会)など産業界。
4.主な議題
○ 目的に応じた自動操舵技術の分類
○ 自動操舵技術の認証のための試験法 など
※専門家会議中は、自動車メーカー等の技術開発に係る事項も含むことから非公開とします。
カメラ撮りは、会議の冒頭(議事に入るまで)のみ可能です。
報道発表資料(PDF形式)
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