平成22年8月20日
本日、国土交通省海事局は、日本船主協会及び日本外航客船協会に対し、下記のとおり注意喚起の文書を発出いたしましたのでお知らせいたします。
記
本年7月28日、商船三井(株)が運航する原油タンカー「M.STAR」が、ホルムズ海峡西方のオマーン領海内を航行中に船体を損傷する事故が発生いたしました。
本年8月17日に旗国であるマーシャル政府が、ホルムズ海峡を航行する船舶に対して、同様の事案の発生に警戒するよう「Marine Safety Advisory」を発出しております。
現在、国土交通省及び関係省庁において、事故原因の調査中であり、原因はまだ明らかになっておりませんが、当該海峡を航行する船舶は、十分注意し、特に夜間の航行時における、小型船舶の行動には注意する必要があります。
つきましては、ホルムズ海峡を航行する際は、自主警備対策に努めていただきますよう、傘下事業者に周知・徹底のほどよろしくお願いいたします。