平成23年8月3日
現在、ブラジルにおいて、深海油田開発に対する大規模投資が計画されているところ、当省では、民間事業者と連携を図りながら、我が国造船産業が当該市場に展開するための施策に取り組んでいます。最近では、昨年11月1日に、株式会社IHIの現地法人が設立され、グローバルな石油・ガス関連プロジェクトへの取り組みの強化を図り、また、昨日8月2日には、日本舶用工業会とSINAVAL(ブラジル造船工業会)との間で、技術協力のための覚書が締結されたように、日伯間の連携の強化が進んでいます。
今般、これらの海外展開に資する取り組みの更なる促進のため、日伯オフショア関連技術ラウンドテーブルを下記のとおり開催することとなりました。本ラウンドテーブルでは、海洋資源開発に関する技術ニーズを共有するとともに、今後のブラジルにおける海洋資源開発への技術協力の在り方を検討するためのキックオフ会合です。
なお、今回の取り組みは、本年7月6日に取りまとめられました新造船政策検討会報告「総合的な新造船政策~一流の造船国であり続けるために~」において掲げられている、我が国造船産業の海外市場展開の一環です。
記
1.日程: 8月5日(金)13:30~17:00
2.場所:ブラジル・リオデジャネイロ
3.内容:
(1)ブラジルにおける実施海洋事業のニーズ
(2)我が国の保有する技術(LNG船、オフショア船、FPSO、メガフロート等)
(3)ブラジルの造船技術の現状
4.出席者(予定):
日 本 側 : 国土交通省総合政策局、海事局
日本舶用工業会、日本海事協会、日本船舶技術研究協会 ほか
ブラジル側:ペトロブラス、SINAVAL(ブラジル造船工業会) ほか
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