令和元年11月29日
日中両国は、海運分野において気候変動対策をはじめとした環境対策の強化が国際的に求められている中、主要海運・造船大国として、海運の持続性確保と確実な環境対策を両立させるべく、国際的な環境ルールの策定・実施における相互の連携強化に合意しました。また、ポート・ステート・コントロール(PSC)実務担当者の相互交流により、技術の向上・標準化を促進していくことで一致しました。
この会議は、平成16年(2004年)に中国・大連で第1回会議を開催して以来、毎年日中間で交互に開催しているもので、今回は11月20日、中国・深圳において、国土交通省海事局(ヘッド:川村検査測度課危険物輸送対策室長)と、中国海事局(ヘッド:寧波船舶監督課長)との間で第15回「日中検査課長会議」を開催しました。今回の会議の主な成果は以下のとおりです。
1.温室効果ガス(GHG)排出削減対策の海洋環境ルールの策定・実施において、実効的かつ合理的な対策案の実現に向けて、日中間で連携を強化していくことに合意
2.SOx規制に関する対応方法等の情報交換を両国間で継続していくことを確認
3.PSC実務担当者の相互交流により、技術の向上・標準化を促進していくことで一致
個別の内容については添付資料をご参照下さい。
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