令和5年4月26日
小型旅客船等への安全設備の早期導入を図るため、業務用無線設備及び非常用位置等発信装置の導入のための補助金について、本日より公募を開始します。 |
令和4年4月23日に発生した知床遊覧船事故を受けて開催された知床遊覧船事故対策検討委員会において、
・水中での救助待機が不要で、荒天時に落水せず乗り移りが可能な改良型救命いかだ等
・陸上との間で常時通信できる業務用無線設備(携帯電話を除く)
・海難発生時に救難信号及び自船位置情報を発信する非常用位置等発信装置
といった安全設備の導入が必要とされました。
「小型旅客船等安全対策事業費補助金」は、小型旅客船等への安全設備の早期導入を図るため、改良型救命いかだ等、業務用無線設備及び非常用位置等発信装置の導入を補助するものです。
今回の公募は、そのうち業務用無線設備及び非常用位置等発信装置の導入を対象としており、詳細は下記及び別添のとおりです。
なお、改良型救命いかだ等についても準備が整い次第、すみやかに補助金の公募を開始する予定です。
【補助対象設備】
・業務用無線設備(VHF無線電話、MF無線電話等)
・非常用位置等発信装置(衛星非常位置指示無線標識(EPIRB)、船舶自動識別装置(AIS))
【補助対象船舶】
業務用無線設備及び非常用位置等発信装置ごとに、一定の条件を満たす航行区域を有する以下の船舶(遊漁船を除く)
[1] 旅客定員13名以上の船舶
[2] 旅客定員12名以下の船舶のうち、海上運送法の適用を受ける事業者が使用する船舶
【申し込み方法及び詳細】
申し込み方法及び制度の詳細については、特設ウェブサイトをご覧ください。
「小型旅客船等安全対策事業費補助金」事務局
公募期間: 令和5年4月26日(水)~9月29日(金)
電話 : 050-3093-4819(受付時間 10:00~17:00 土・日・祝・年末年始を除く)