令和元年7月25日
海事生産性革命(i-Shipping)の一環として、今般、[1]IoTやビッグデータを活用した先進的な船舶・舶用機器の技術開発と[2]代替燃料船等の先進船舶の導入等を促進する計画の策定を促進するための支援を行うこととし、その対象となる事業を公募します。(公募期間:7月25日~8月20日)
国土交通省では、船舶の開発・設計、建造、運航の各フェーズにおいて、IoT等を活用して抜本的な生産性向上を図る「海事生産性革命(i-Shipping)」を推進しており、運航に関しては、これまでIoT等を活用した先進的な船舶の技術開発8件を支援して参りました。
一方で、このような技術開発を一層加速するにあたっては、外航船に比べて通信環境が良好であるなど、これらの技術の適用が比較的容易なケースが存在する内航船への適用事例を増やしていくことも重要と考えられます。また、これらの技術を内航船へ適用することは、内航船の運航効率化や労働環境の改善にも資するものです。
他方、海運からの温室効果ガス排出削減等の環境対策が引き続き求められる中で、より環境負荷の低い代替燃料への転換やより効率のよい船舶の導入に対する期待が高まっています。このため、海上運送法に基づく先進船舶導入等計画の策定を促進し、代替燃料への転換等に対する民間の発意を促していくことも重要です。
これらの背景を踏まえ、今般、「先進船舶技術研究開発支援事業」及び「先進船舶導入等計画策定支援事業」の支援対象となる事業を公募することといたします。
[1][先進船舶技術研究開発支援事業]
船陸間のデータ通信やIoT関連技術を活用した船舶、舶用製品等の開発や実証に取り組む事業者に対し、研究開発に要する経費を支援(補助率1/3以内)します。
[2][先進船舶導入等計画策定支援事業]
液化天然ガス・液化石油ガス・水素ガスを燃料とする代替燃料船及びIoTを活用して航行の安全性や効率性の向上・快適性の確保を実現するIoT活用船の研究開発・製造・導入に係る計画の策定のための調査に要する経費を支援(補助率1/1)します。
令和元年7月25日(木)~令和元年8月20日(火)17時必着
詳しくは、添付の募集要領をご覧下さい。
支援事業の選定、支援対象事業者への通知 :8月下旬
支援対象事業者による交付申請 :9月上旬
国土交通省による交付決定(公表) :9月中旬
別紙:概要
[1][先進船舶技術研究開発支援事業]
別紙1:先進船舶の開発推進について
別紙2:「先進船舶技術研究開発支援事業」募集要領
別紙3:「先進船舶技術研究開発支援事業」提案様式
別紙4:プレゼンテーション様式
[2][先進船舶導入等計画策定支援事業]
別紙1:先進船舶導入等計画認定制度の概要
別紙2:「先進船舶導入等計画策定支援事業」募集要領
別紙3:「先進船舶導入等計画策定支援事業」提案様式
別紙4:プレゼンテーション様式
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