平成24年6月29日
平成24年度の「開発途上国船員養成事業(教育者受入)」を平成24年7月1日(日)より開始します。
本事業は、開発途上国の船員教育機関から20名の教育者を受入れ、OJTを機軸とした乗船研修及び専門研修を行い、教育者のスキルアップを図ることで各国の船員教育の質の向上を図る事業です。
乗船研修:(独)航海訓練所の練習船(大成丸、銀河丸、青雲丸)
専門研修:(独)海技教育機構海技大学校におけるシミュレータ等の訓練機材を活用した研修
7月1日(日)
・第1~4グループ:オリエンテーション
7月2日(月)~8月6日(月)
・第1グループ:乗船研修(銀河丸)
・第2グループ:乗船研修(青雲丸)
・第3グループ:専門研修(海技大学校)
・第4グループ:専門研修(海技大学校)
8月7日(火)~9月11日(火)
・第1グループ:専門研修(海技大学校)
・第2グループ:専門研修(海技大学校)
・第3グループ:乗船研修(大成丸)
・第4グループ:乗船研修(青雲丸)
次の4カ国から計20名参加します。
フィリピン:10名
インドネシア:4名
ベトナム:4名
ミャンマー:2名
教育者受入事業3年目を迎える24年度は、事業の効率化を図り次の点を改善しています。
[1]少人数化
研修効果を上げるため、研修生20名を4つのグループに分け、少人数化を図っています。
[2]乗船研修の拡大
昨年まで、教育者受入事業の一部の参加者のみに乗船研修を提供していましたが、今年度より、研修生全員を乗船研修対象者としています。
(参考)平成22年度:2名(5名)、平成23年度:4名(20名)※( )内数字は専門研修参加者
[3]研修実施時期の変更
1月初旬~3月中旬に実施していた事業を、7月初旬~9月中旬へ移行することとしました。
『開発途上国船員養成事業』では、平成2年~平成23年まで、船員教育機関の学生に乗船訓練を提供する「船員受入」事業を実施し、合計1,222人を受入れました。「教育者受入」事業は、平成22年度より「船員受入」事業と並行して実施していたところ、本年度から「教育者受入」事業に一本化しました。
開発途上国船員養成事業(教育者受入) ODA事業(PPT形式)
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