平成20年4月14日
このたび国土交通省は、平成20年度から24年度までの5年間を計画期間とする新たな「国土交通省技術基本計画」を策定しましたので、お知らせいたします。
近年、人口減少や少子高齢化の進行、地球規模の環境問題の存在、諸外国における技術力向上、国内外の経済構造の変化など、わが国の国民生活を取り巻く社会情勢は大きく変化しています。
国土交通省では、これらの課題に対応するため、国民の暮らしへ還元する「社会的技術」の一層の推進を図ることとし、社会資本整備審議会・交通政策審議会技術部会(部会長:森地茂 政策研究大学院大学教授)において「第3期科学技術基本計画」(平成18年3月閣議決定、計画期間:18年度~22年度)、「イノベーション25」(平成19年6月閣議決定)、「国土交通分野イノベーション推進大綱」(平成19年5月国土交通省イノベーション推進本部決定)等を踏まえ、検討を進めてきました。
本計画は平成15年度に策定した「技術が支える明日の暮らし 国土交通省技術基本計画」(計画期間:15~19年度)の次期計画に位置づけており、今後は本計画に基づき、国土交通分野における技術研究開発を推進してまいります。
今回の国土交通省技術基本計画のポイント
・国土交通省が目指す4つの社会と実現に向けた技術研究開発の3つの視点を明確化
・成果を確実に社会に還元するための技術研究開発システムを構築