平成26年10月30日
このたび国土交通省は、今後5年間を計画期間とする「新電気通信技術ビジョン」を策定しました。
「新電気通信技術ビジョン」は、第三期国土交通省技術基本計画に基づき国土交通省の建設分野における電気通信設備に関する技術開発・導入の方針を具体的にとりまとめたもので、防災・減災や社会資本の維持管理・更新、環境・エネルギー対策と言った各種課題に対する電気通信分野における取組みを示すものです。
「新電気通信技術ビジョン」のポイントは以下のとおりです。
1.目的
平成26年度から平成30年度の5ヵ年間において重点的に取り組む分野、検討テーマ及び確立すべき技術を設定し、到達すべき目標やロードマップ、実施・推進体制を明示した上で、電気通信分野の技術政策の推進を図ります。
2.主な内容
(1)監視カメラ映像を活用した事象検知の自動化
河川・道路等の監視カメラ映像を活用し、土木設備の事象検知や河川水位・流速の計測等の自動化を実現する画像センシングの実用化に取り組み、導入を図ります。
(2)センサーネットワークの活用による土木設備等の状態情報収集の迅速化
災害現場における落石、地滑り等の事象検知を目的として、各種センサーから即座に現地状況の情報を収集するため、情報収集を迅速化するセンサーネットワークの実用化に取り組み、導入を図ります。併せて土木設備等のモニタリングへの適用を検討します。
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