平成29年4月20日
平成29年度建設技術研究開発助成制度における技術開発公募を、本日より5月31日まで実施いたしますのでお知らせします。
建設技術研究開発助成制度は、建設分野の技術革新を推進するための競争的資金制度であり、平成13年度(2001年度)に創設されたものです。
平成29年度の公募においては、我が国が直面する重要課題へ対応するための技術開発として、以下のテーマで提案を求めます。
○政策課題解決型技術開発公募(一般タイプ)
テーマ[1] 「3次元データ等を活用した新たな建設手法の開発」
(現場ニーズ例)
• 3次元測量の精度向上・迅速化
• BIM/CIMの現場活用拡大
• 地下埋設物の3次元管理
テーマ[2] 「建設現場のヒト・モノをリアルタイムでつなぐ現場のIoT化技術」
(現場ニーズ例)
• 工事現場の可視化と遠隔地からの確認・協議、出来形計測の実施、品質管理
• 現場作業員・建設機械等の検知による安全管理の高度化
• 資機材・運搬車両等の状況をリアルタイムに把握・共有する仕組み
テーマ[3] 「建設ロボット技術等の開発」
(現場ニーズ例)
• 熟練技能労働者の技術の解析・ロボットによる支援に応用
• パワーアシストシステムの導入により作業の効率化、女性・高齢者等担い手拡大に応用
テーマ[4] 「効率性を大幅に向上させる維持管理・更新・リサイクルに関する技術」
(現場ニーズ例)
• 構造物のモニタリング支援技術
• 経験が浅いオペレーターの機械除雪を支援する技術
• 除草を低コストで頻繁に実施する技術
テーマ[5] 「災害対応の高度化」
(現場ニーズ例)
• 大規模災害時に被災エリア・規模・状況等を迅速に把握
※事例に示した以外の技術開発についてもテーマに沿った内容であれば、採択の対象となります。
[1]発表資料(本紙、別紙)(PDF形式:662KB)
[2]平成29年度募集要領(新規)(PDF形式:1351KB)
[3]新規応募様式(様式A)政策課題解決型技術開発公募(一般タイプ)(Word形式:164KB)
[4]建設技術研究開発費補助金交付要綱及び取扱細則(PDF形式:784KB)
[5]参考資料(競争的資金の適正な執行に関する指針等)(PDF形式:1835KB)
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