平成31年3月12日
国土交通省では、Society 5.0 の実現に向け、測量・調査から、設計、施工、維持管理に至るまで、建設生産・管理システム全体における3次元データの活用やICT等の新技術の導入を加速化します。 |
○i-Constructionをより一層促進し、平成31年の生産性革命「貫徹」に向けて、3次元データ等を
活用した取組をリードする国土交通省直轄事業を実施する事務所を決定しました。
○これにより、測量・調査から維持管理までの先導的な3次元データの活用やICT等の新技術の
導入を加速化します。
[1] 「i-Constructionモデル事務所」について (全国10事務所)
1)集中的、継続的にBIM/CIMを活用し、3次元データの活用やICT等の新技術の導入を加速化
する『3次元情報活用モデル事業』を通じて、事業の効率化を目指します。
2)積極的に発注者指定型を適用し、3次元データを活用する事業を推進します。
3)3次元データの活用を前提とした事業プロセスの改善に取り組み、建設生産・管理システム全
体の効率化に向けた不断の改善を目指します。
[2] 「i-Constructionサポート事務所」について (全国53事務所)
1)工事の大部分でICT施工を適用する『ICT-Full活用工事』の実施など、積極的な3次元データの
活用等を推進し、i-Constructionの普及・拡大を促進します。
2)3次元データスペシャリストを育成し、i-Constructionのサポート体制を充実します。
3)地方公共団体や地域企業のi-Constructionの取組をサポートする相談窓口
※を設置します。
なお、上記の他、全事務所において、建設分野におけるICTの活用拡大など、i-Constructionの原則
実施を徹底します。
※相談窓口の設置については、別途国土交通省Web Siteにおいて公表します。