令和2年6月30 日
国土交通省では、公共工事等における新技術活用システムの活用方式「テーマ設定型(技術公募)」により、
『道路トンネル点検記録作成支援ロボット技術』について、北陸地方整備局管内の道路トンネルで評価試験を
実施しました。
今回、その試験結果等をとりまとめましたので、公表します。
●「道路トンネル点検記録作成支援ロボット技術」は、道路トンネルの定期点検において、知識及び
技能を有する者が行う近接目視によるときと同等の健全性の診断を行うことができると定期点検
を行う者が判断したうえで、活用できることとなりました。
●すでに実用化段階にある「道路トンネル点検記録作成支援ロボット技術」について、公共工事等に
おける新技術活用システムの「テーマ設定型(技術公募)※」により、同一の評価項目や試験方法の
下で比較可能な一覧表を作成することを目的に技術公募等を行い、試験等を実施しました。
●この度、「テーマ設定型(技術公募)」による試験結果をとりまとめましたので、公表します。
ロボット技術によりトンネル展開画像を取得し、その画像からひび割れ幅等の把握が可能となるこ
とから、点検調書の作成において効率化が期待されるため、今後、技術の活用にあたっては、評価
結果等を参考に検討してまいります。
※「テーマ設定型(技術公募)」:現場ニーズに基づき募集する技術テーマを設定し、民間等の優れた
新技術を公募して実現場で活用・評価する方式
<道路トンネルでの試験結果について>
1.技術公募の概要 : 別紙-1
2.公表までの経過 : 別紙-2
3.試験結果等比較表 : 別紙-3
≪参考≫
1.道路トンネル試験の実施箇所 : 参考-1
2.公募技術の評価方法 : 参考-2
○ 試験結果等の掲載場所(テーマ設定型の比較表)
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubtheme/themesettings
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