平成22年3月8日
今般、下記1の経緯のとおり、平成22年3月10日~11日に西日本旅客鉄道株式会社(以下「JR西日本」)に対する臨時の運輸安全マネジメント評価を実施することとなりましたので、お知らせします。 |
(1)平成21年10月26日~27日に実施したJR西日本に対する第4回目の運輸安全マネジメント評価で、福知山線脱線事故調査に係るJR西日本幹部による情報漏えいの働きかけ問題等の発生を踏まえ、下記2点の取組みを早急に行い、取組み状況を報告するよう要請。
[1] 安全確保に関する経営トップのコミットメントを改めて発出し、今後における安全確保の姿勢を明らかにすること。また、その考え方を現場職員を含む全社員に徹底し、全社一丸となって安全確保を図るための体制を改めて構築すること
[2] 安全確保については、経営トップと現場職員の相互理解に基づいた現場の安全意識の向上、安全対策への取り組みが不可欠であることを踏まえ、経営トップと現場職員のコミュニケーションの充実、現場職員の意見や提案を安全対策に反映させるシステムの構築や充実を図ること等、現場職員による主体的な安全対策への取り組みを徹底するために必要な対策を実施すること
(2)平成22年1月7日付けでJR西日本から以下の内容の報告あり。
[1] 上記(1)[1]について
・以下の内容のコミットメントをグループ会社を含む全社員に発出(平成21年11月18日~)
「改善措置や企業再生に向けた施策を確実に推進し、当社に関係する全ての方々と誠実に向き合い、安全最優先を徹底し、現場重視、技術重視に基づく経営を実践していく」
[2] 上記(1)[2]について
・実務をテーマにした意見交換にするなど安全ミーティングのやり方の改善(平成22年3月~)
・経営陣自らが安全ミーティングで把握した重要な社員の声を本社会議で幹部安全報告として情報共有・検討(平成21年12月~)
(3)上記(2)に掲げる取組みの実施状況を確認するため、今般、臨時の運輸安全マネジメント評価を実施。評価終了後、評価結果についての説明会を行います。
(1)日時 3月11日(木)14時30分~
(2)場所 JR西日本本社(大阪市北区芝田2丁目4番24号)4階 会見室
(3)説明者 大臣官房運輸安全政策審議官 大野 裕夫
(4)取材にあたっての注意事項
[1] 説明会場へは、当日14時00分から入場が可能です。
[2] 取材にあたっては必ず会社名の記載された「腕章等」を着用ください。
[3] 会場に駐車場はありません。
[4] 運輸安全マネジメント評価自体は非公開ですので、この時間以外の取材はご遠慮ください。