平成28年3月23日
昨日、ベルギー・ブリュッセルで発生した連続テロ事件を踏まえ、総理から、海外の邦人の安全確保、国内の警戒警備の徹底など、より一層緊張感を持ってテロ対策にあたるよう指示がありました。
国土交通省としては、昨年11月にフランス・パリで発生した連続テロ事件を受けて、石井国土交通大臣より、旅行者や所管事業者(海外勤務者)の安全確保、水際対策の徹底、重要施設の警戒警備の実施等、国土交通省に関わるテロ対策を徹底するよう指示があったところですが、昨日発生した連続テロ事件を踏まえ、当該大臣指示を改めて周知徹底するとともに警戒・警備の一層の徹底を図っているところです。
昨日の連続テロ事件を受けた国土交通省としての具体的な対応状況は以下のとおりです。
・ ベルギーに航行中のANA航空機について、安全確認を実施するとともに、ANAの社員の安否確認を指示
・ 旅行業協会を通じ、旅行業者に注意喚起を要請(外務省から発出されたスポット情報を周知)
・ 旅行業協会を通じ、海外旅行者の安全確保に万全を期すよう周知
・ 鉄道事業者、自動車運送事業者、海事関係事業者、埠頭保安管理者、港湾管理者、空港設置管理者、航空運送事業者、物流関係事業者等にテロ対策の徹底について周知
・ 河川管理施設等におけるテロ対策の徹底を指示
・ 各海上保安本部に対し、即応体制及び関係機関との連携の確保、関連情報の収集、臨海部重要施設等の警戒監視に万全を期すよう指示
報道資料(PDF形式:141KB)
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