国土交通省では、二地域居住等の促進を図るため、地域において様々な活動をしている方々と、二地域居住など地域への移動に関心を持っている方々の間で、情報の仲介などを行う役割を果たす「総合情報プラットフォーム」の整備を図ることとしております。
昨年度の調査結果(平成20年5月29日記者発表資料参考)により、一般的な地域情報を提供するだけでなく、地域で二地域居住等の実践をサポートしている団体や個人などから、地域に根ざした深い情報の提供や双方向的な情報交換の必要性が認められました。
この結果を踏まえ、この度、二地域居住等の普及啓発及び都市側と地方側、双方向からの情報・ニーズ等をマッチングさせることを目標にウェブサイトを作成し、本日より運用を開始しました。
本サイトの詳細は、下記の通りです。多くの方々のご利用をお待ちしております。
なお「二地域居住等」とは、移住・定住や長期滞在型観光なども含めた概念として捉えております。(詳しくは、「二地域倶楽部」サイトをご覧下さい。)
記
「二地域倶楽部」サイトの概要 (1)とりあえずサイトにアクセスしてみる
「二地域倶楽部」サイトをご利用頂くには、インターネットに接続し、ブラウザで下記のURLアドレスにアクセスして下さい。
URLアドレス -
トップページのデザインは、別紙1の通りです。
サイトの特徴は、別紙2の通りです。
(2)本サイトのターゲット
本サイトの利用者として、次のような方々を主に想定しております。
[1] 二地域居住等に関心のある個人、これから実践してみようという個人
[2] 既に二地域居住等を実践している個人
[3] 人を誘致したいと考えている地域の方々、自治体等
[4] 二地域居住等に関連した地域活動やビジネスを行っている団体・企業の方々
これらの方々が必要と感じる情報を的確に提供できるようなサイトを構築していきます。
なお、特に[1]については、いわゆる団塊の世代が退職後に田舎暮らしなどを希望することが考えられますが、子育て世代や学生なども含め、幅広い層からのご利用を期待しております。そのため、[3]や[4]では、移住者向けのアルバイトや子育て支援等に関する情報提供を行っている方々にも参加していただきたいと考えております。
(3)本サイトの特徴
[1] 二地域居住の実践者等の生の声を動画で聞くことができ、その方に直接質問ができる双方向性のある場としたこと。
[2] 二地域居住等に関連する活動を行っている各地のNPO等の団体が直接情報を発信する場を提供したこと。
[3] SNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)機能により、二地域居住に関心のある方や実際に移動した方、人の誘致に関心のある自治体の
方々、二地域居住に関連したサービス等を提供する企業や団体の方々が直接コミュニケーションを図ることができる場を設けたこと。
などが挙げられます。
※ サイトに情報を掲載されている方への質問や自ら情報発信をして頂く際は、インターネットに接続し、
ブラウザで下記のURLアドレスにアクセスし、会員登録して頂く必要がございます。
URLアドレス -
(4)二地域居住等を促進する必要性
多様な価値・魅力を持ち、持続可能な地域の形成を目指すためには、地域づくりの担い手となる人材の確保を図る必要がありますが、国全体で人口が減少する中、全ての地域で「定住人口」を増やすことはできません。そこでこれからは、都市住民が農山漁村などの地域にも同時に生活拠点を持つ「二地域居住人口」など多様な人口の視点を持ち、地域へ人の誘致・移動を図ることが必要となります。
地域においても、UJIターンや観光客の誘致に加え、二地域居住を地域戦略の一つに掲げる自治体が増えてきており、地域生活のサポートや空き家の仲介を行うNPOなど、民間団体による活動も活発になってきています。
このような中、実際に地域へ人が移動するようになるためには、誘致しようとする地域の情報発信と、移動しようとする人の情報収集とが円滑に行われる必要があります。
※ この「総合情報プラットフォーム」の整備とあわせ、全国4箇所のモデル地域への二地域居住に関する相談・受付カウンターを試行的に設置中
です。(詳細は、インターネットに接続し、ブラウザで下記のURLアドレスにアクセスしサイトを閲覧下さい。)
URLアドレス -