平成21年1月20日
国土交通省国土計画局では、第一線の専門家の参加により、多彩な教育手法を取り入れた『GIS活用人材育成プログラム』を開発しています。このたび、その検証を目的として、東京および京都の2拠点において、大学と連携したプログラムを実施いたします。
1.プログラムの目的(目標とする人材)
平成19年5月に地理空間情報活用推進基本法が公布され、地理空間情報の活用の推進が図られている中、それを担う人材の育成がますます必要となっています。なかでも、GIS導入によって行政の効率化・高度化が期待される地方公共団体においては、GISの導入から活用までをマネジメントできる人材の育成が重要な課題となっています。
本プログラムでは、地方公共団体において、庁内横断的なGISの導入・活用を牽引できる人材(GISリーダー)の育成を目的にしています。したがって、単にアプリケーションの操作スキルを身につけるということではなく、「庁内及び関係機関との間で連携を図り、効率的なGISの導入・運用ができる人材」「施策の立案・評価にあたり地理空間情報の活用ができる人材」等の育成を目的としています。
2.対象
地方公共団体等において、GISに関連する業務に従事している者、もしくはGISに関する基礎知識は有しており、今後、専門性を高めたい意向がある者 等
3.プログラム実施概要
本プログラムは、東京および京都の2拠点において、それぞれ2日間のプログラムを実施いたします。事例分析、フィールドワーク、ロールプレイングなど、多彩な教育手法と第一線の専門家の参加により、地方公共団体における地理空間情報活用推進人材の育成を図ります。