平成24年1月24日
日本と英国との航空当局間協議が、1月17日(火)から20日(金)にかけて、ロンドンにおいて開催され、以下のとおり合意した。
1.航空当局間協議の出席者
日本側代表: 奈良平 大臣官房審議官 ほか
英国側代表: ナイト 運輸省国際航空・安全局
CIS・アジア太平洋・北米航空部長 ほか
2.主要合意事項
(1)首都圏空港を含めたオープンスカイについて、以下のとおり合意。
[1]2013年夏期に予定される成田空港の発着枠27万回化のタイミングでの成田空港関連路線の日英間輸送のオープンスカイ
(航空自由化)の実現。
[2]関西国際空港、中部国際空港等の首都圏空港以外の空港について、二国間輸送の自由化に加え、以遠地点への輸送(相手
国で旅客、貨物を載せ第三国へ輸送)についても自由化。(合意時点で直ちに実現)
※「新成長戦略」(平成22年6月18日閣議決定)を受け、これまで東アジア・ASEAN諸国を中心として行ってきたオープンスカイに
ついて、英国は欧州では初めての合意国であり、アジア諸国・地域(シンガポール、香港等)、カナダ、オーストラリアに続いて13か
国目となる。
(2)羽田空港について、以下のとおり合意。
[1]羽田空港の昼間時間帯について、国際線の発着枠が3万回から6万回に増加する段階において、日英双方2便/日ずつの運
航を可能とする。
[2]羽田空港の深夜早朝時間帯について、国際線の発着枠3万回の範囲内で、成田空港の発着枠27万回化のタイミングにおい
て、発着枠を限定しないこととする。
日本・英国航空関係(PDF形式)
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