平成26年10月8日
成田空港は、我が国の主要な玄関口として、1日あたり約10万人に利用されています。中でも、成田空港の訪日外国人利用者数は、過去最高水準の1日あたり約3万人となっています。また、首都圏と地方を結ぶ二地点間の需要(OD需要)が期待される国内線LCC利用者数は、1日あたり約1万人となっています。これらは、今後も増加傾向が継続するものと見込まれています。
このような中、成田空港のアクセスについては、平成22年7月に成田スカイアクセスが開業し、空港第2ビル駅から日暮里駅の間の所要時間が51分から36分に短縮されたほか、平成24年の本邦LCCの就航に併せて、低価格の空港アクセスバス(いわゆる「LCCバス」)が運行されるなど、各事業者の御協力のもと、充実が図られてきました。他方、鉄道やバス等の交通情報の一元的な提供や、深夜早朝や緊急時の対応等に関して改善の余地があり、2020年東京オリンピック・パラリンピックも見すえて、成田空港のアクセスのさらなる利便性向上等が必要となっています。
これらを踏まえ、今般、行政機関、交通事業者等の関係者において、成田空港のアクセス利便性向上等に関する連絡協議会を新たに下記の通り設けることとしましたので、お知らせします。なお、協議結果につきましては、取りまとめの後、別途、お知らせすることを考えております。
・連絡協議会の名称:成田空港のアクセス利便性向上等に関する連絡協議会
・参加団体:別紙のとおり
・スケジュール:平成26年10月より開始し、平成27年3月頃を目途に取りまとめ
・主な検討テーマ:
○ 利用者への情報提供方法の改善(鉄道、バス等の交通情報の一元的な提供等)
○ 交通サービスの改善及び拡充(深夜早朝・緊急時対応等)
○ 新たな政策課題への対応(多言語・バリアフリー対応、Wi-Fi環境改善等)
別紙(PDF形式)
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