平成20年8月29日
1.背景
地籍調査については、第5次国土調査事業十箇年計画に基づき推進しているところですが、都市部及び山村部における進捗が特に遅れている状況にあります(平成19年度末の進捗率:全国48%、都市部20%、山村部41%)。
このため、国土交通省では、国土審議会土地政策分科会企画部会の下に地籍調査促進検討小委員会を設置し、本小委員会で都市部及び山村部における地籍調査の促進策等について検討が行われました(本小委員会の委員名簿については、別紙1のとおり)。
今般、中間取りまとめ(平成19年9月)の内容を踏まえた上で、その後の取組も反映させ、今後の地籍調査の方向性を示すものとして、本小委員会の報告書が取りまとめられましたので、公表します。
2.報告書の概要
本報告書の概要については、別紙2のとおりです。また、報告書の本文については、別紙3のとおりです。
3.今後の取組
国土交通省としては、本報告書で提案された施策の具体化に必要な措置を講じていくとともに、第5次国土調査事業十箇年計画の終期である平成21年度に向けて、国土調査全体のあり方の検討を進めていく予定です。