平成21年8月31日
国土調査については、現在、平成12年度を初年度とする第5次国土調査事業十箇年計画に基づき、全国で進められているところでありますが、その主要な柱である地籍調査については、平成20年度末の進捗率が全国平均で48%であり、特に、都市部や山村部における遅れが顕著となっております。
このような状況の中、現行の国土調査事業十箇年計画が平成21年度に期末を迎えることから、地籍調査に加え、土地分類調査等も含めた国土調査全体のあり方について検討が必要なため、国土交通省では、国土審議会土地政策分科会企画部会の下に「国土調査のあり方に関する検討小委員会」を設置し、今後の国土調査のあり方について審議が行われてきたところです。
その結果、今般、本小委員会の報告書が取りまとめられましたので、公表します。