平成25年9月3日
以下の調査結果概要について、現地調査団がインドネシア政府に提言してきました。
●越流によって生じた流路の両岸は、比高が高く(約100m)、急勾配(約40°)で不安定な状態にあり、崩壊により再閉塞するおそれが高い。
●下流河道には、20mの河床上昇が確認された地点もある等、大量の不安定土砂が堆積しており、次期洪水により土砂流出が懸念される。
●下流氾濫範囲では、河道が完全に埋没しており、次期出水時にどの方向にも洪水が流れる恐れがある。
●天然ダムの決壊による洪水で浸水した地域では、再度洪水被害の危険性があり、下流導流堤や遊砂地などの対策について、インドネシア政府に助言を行った。
期 間:平成25年8月18日(日) ~ 24日(土)
人 数:土砂災害専門家5名
派遣先:インドネシア国マルク州アンボン島ワイエラ川流域 等
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