平成26年7月22日
国土交通省では、昭和33年から一級河川(直轄管理区間)において水質調査を実施しています。この度、平成25年の全国一級河川109水系における水質状況(※)をとりまとめましたのでお知らせします。
なお、今年から、河川の現況をよりご理解いただくためのパンフレットをホームページに掲載しています。地方整備局及び北海道開発局のパンフレットについても各局のホームページに掲載していますのでご覧ください。
一級河川(湖沼及び海域を含む)で、有機汚濁の代表的な指標であるBOD値又はCOD値が環境基準を満足した調査地点の割合は90%であった。
水質改善状況に関し、過去10年間にBOD値が大幅に改善されている地点は、太子橋(大和川水系大和川)、亀の子橋(鶴見川水系鶴見川)、遠里小野橋(大和川水系大和川)、秋山川末流(利根川水系秋山川)、浅香新取水口(大和川水系大和川)及び市坪(重信川水系石手川)であった。
一級河川(直轄管理区間)において、年間の平均的な水質(BOD値)が、環境省の定める報告下限値の0.5mg/ℓである水質が最も良好な地点は、朝日橋(天塩川水系天塩川)、松川橋(阿武隈川水系松川)、調布橋(多摩川水系多摩川)、雄神橋(庄川水系庄川)、千歳橋(狩野川水系狩野川)、熊野大橋(新宮川水系熊野川)、今泉(天神川水系天神川)、重信橋(重信川水系重信川)、古川橋(松浦川水系厳木川)等65地点であった。
直轄管理区間に複数の水質調査地点を有する河川のうち、年間の平均的な水質(BOD値)が最も良好な河川は、尻別川、荒川(阿武隈川水系)、庄川、安倍川、小鴨川、高津川、仁淀川、吉野川、川辺川、五ヶ瀬川の全10河川であり、そのBOD値は0.5 mg/ℓであった。
(※)本資料に掲載している地点以外にも、事業の影響予測や評価のために国土交通省において水質調査を実施している箇所もある。なお、それらの調査結果については、各地方整備局のHP等で公表している。
<添付資料>
1. | 生活環境の保全に関する環境基準の満足状況 | ・・・・・ | P.1 |
2. | 水質改善状況 | ・・・・・ | P.2 |
3. | 水質が良好な地点等 | ・・・・・ | P.3 |
(1)年間の平均的な水質(BOD値)が良好な地点 | |||
(2)水質調査地点の平均的な水質(BOD値)が良好な河川 | |||
4. | 新しい水質指標による調査結果の概要 | ・・・・・ | P.5 |
5. | 人の健康の保護に関する環境基準 | ・・・・・ | P.8 |
6. | ダイオキシン類 | ・・・・・ | P.9 |
7. | 水質事故等の状況 | ・・・・・ | P.10 |
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