平成31年3月27日
国土交通省が、革新的河川技術プロジェクト※(第3弾)として、 ・機能を限定して低コスト化を図ることで、中小河川にも普及を促進する ・多くの画像情報を取得し住民に提供することで、適切な避難判断を促す ことを目的に、民間企業等と「簡易型河川監視カメラ」の開発を進めてきました。 この度、民間企業等と進めてきた開発が完了しました。今後は各地方整備局等において順次、現場での実装を進めてまいります。 |
〇 平成30年7月豪雨災害の報道等では、「避難を呼びかけたが避難に結びついていない」、「各種の警告
情報が流れる中、どのタイミングで逃げればよいのかわからない」等の意見がある一方、「川沿いに設置
した監視カメラの映像を見て避難につながった」との事例がある等、住民の情報把握において、「住民に
切迫感を伝えるために何ができるか」が課題となっています。
〇 今後、「水防災意識社会の再構築に向けた緊急行動計画」に基づき、2020年度末までに「簡易型河川
監視カメラ」を約3700箇所設置し、より身近な画像情報の提供で住民に切迫感を伝えます。【資料1】
試験計測状況(上段)と撮影された画像(下段)
開発した機器の公募時の技術仕様への適合状況、実証時の撮影画像については、国土交通省ホームページをご覧下さい。
【資料2】 (http://www.mlit.go.jp/river/gijutsu/inovative_project/index.html)
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