平成24年6月22日
近年の中国等の新興国の経済発展に伴う資源鉱物需要の急増により、我が国の産業を支える電力業や鉄鋼業等にとって必要不可欠な石炭等のバルク貨物の世界的な獲得競争が激化しています。特に、石炭は、他のエネルギーと比較して安価で安定的な確保が可能なエネルギーであり、ベース電源として利用されています。
一方、近隣アジア諸国と比較して、日本では大型船に対応した港湾整備が遅れており、石炭輸送船等の大半が、日本の港湾で喫水調整を余儀なくされるなど、非効率な輸送を強いられています。
このため、石炭等の効率的な調達等による産業競争力の強化について検討するため、港湾行政を所管する国土交通省と資源エネルギー行政及び鉄鋼行政を所管する経済産業省との間で、検討会を設置します。
日 時 : 平成24年6月25日(月) 14:30~16:00
場 所 : 中央合同庁舎2号館低層棟1階 共用会議室3B
主な議題 : [1]国際バルク戦略港湾について
[2]石炭貨物等を巡る現状及び課題の整理 等
構成メンバー
(国土交通省)
総合政策局 物流政策課
港湾局 総務課
港湾局 計画課
港湾局 産業港湾課
(経済産業省)
製造産業局 鉄鋼課
商務情報政策局 商務流通グループ 物流企画室
資源エネルギー庁 資源・燃料部 石炭課
資源エネルギー庁 電力・ガス事業部 電力基盤整備課 電力需給・流通政策室
*取材につきましては、冒頭の頭撮りは可能、それ以降の傍聴は不可とさせていただきます。
*議事の概要につきましては、後日、国土交通省ホームページに掲載いたします。