平成28年1月19日
国土交通省では、「観光立国実現に向けたアクション・プログラム」に基づき、2020年の「クルーズ100万人時代」の実現に向け、官民一体となった取り組みを進めてきたところです。
我が国へクルーズ船で入国した外国人旅客数は、2013年は約17.4万人、2014年は約41.6万人と順調に推移してきたところ、2020年の目標であった100万人を大幅に前倒して達成し、2015年中に我が国へクルーズ船により入国した外国人旅客数は、前年比2.7倍の約111.6万人(概数)となりました。また、外国船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数は965回、日本船社も含めると1,452回となり、いずれも過去最高となりました。
クルーズ船は寄港地を中心に一度に多くの観光客が訪れ、グルメ、ショッピングなど地域での消費者需要が喚起されます。地方創生に資するためにも、引き続きクルーズ振興に取り組んでまいります。
◎ 我が国へクルーズ船により入国した外国人旅客数は、中国からのクルーズ船の寄港増加などにより、前年比2.7倍の約111.6万人注1となりました。(図表1)
◎ 外国船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数注2は、中国からのクルーズ船の寄港増加などから、過去最高の965回となりました。(図表2)
◎ 港湾別では、第1位:博多港245回(前年99回)、第2位:長崎港128回(前年70回)、第3位:那覇港105回(前年68回)となりました。(図表3)
◎ 外国船社及び日本船社が運航するクルーズ船の我が国港湾への寄港回数注2は、過去最高の合計1,452回となりました。(図表2)
◎ 港湾別では、第1位:博多港259回(前年115回)、第2位:長崎港131回(前年75回)、第3位:横浜港125回(前年146回)となりました。(図表4)
(脚注)
注1 法務省入国管理局の集計による外国人入国者数の速報値で概数(乗員を除く)。
注2 本調査では、船内で1泊以上するクルーズ船の寄港回数を対象とし、日帰りクルーズは対象外とした。また、寄港回数には沖に停泊して乗客が通船で上陸した場合も含む。
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