平成29年11月14日
平成29年11月7日(火)~11月8日(水)の間、中国青島市で「第18回北東アジア港湾局長会議」および「第18回北東アジア港湾シンポジウム」が開催され、日中韓三国間の緊密な連携を促進し、三国の港湾の発展のために意見交換が行われました。
北東アジア港湾局長会議は、1995年から1999年の間、年1回開催された日韓港湾局長会議をベースに、2000年より中国が加わり拡大したもので、三国の港湾の発展のため港湾行政全般にわたり広範に意見交換を行うものであり、今回中国青島市で第18回が開催されました。
会議では、まず各国の代表から「知恵みなと(Smart Port)」をテーマとして報告があり、活発な意見交換が行われました。日本からは、港湾における情報化戦略について紹介を行いました。
また、作業部会において取り組んでいる「日中韓における港湾法制度の比較研究」、「コンテナターミナルの効率的開発のための荷役能力の研究」、「北東アジアにおける港のにぎわいづくり」、「沿岸環境の変化と対策の効果」の四つのテーマについて報告が行われました。
なお、次回の第19回北東アジア港湾局長会議は、平成30年に日本で開催される予定です。
局長会議翌日の11月8日には、第18回北東アジア港湾シンポジウムが開催されました。日中韓の官民の港湾関係者約130名が集まり、「知恵物流(Intelligent Logistics System)」及び「自動化ターミナル(Automated Container Terminal)」をテーマに三か国の専門家から発表があり、その後発表者と参加者による熱心な意見交換が行われました。また、青島港国際股份有限公司より青島港の最新の状況について紹介がありました。
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