報道・広報

港からの脱炭素社会の実現に向けた具体的な検討を開始します
~「メタノールバンカリング拠点のあり方検討会」の設置~

令和6年9月12日

 国土交通省港湾局は我が国の産業や港湾の競争力強化と脱炭素社会の実現に貢献するため、カーボンニュートラルポート(CNP)※1の形成を推進しています。
 その取組として、我が国におけるメタノールバンカリング(燃料補給)拠点の形成に向け、官民連携による検討を開始します。

 ※1:脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化により荷主や船社から選ばれる競争力のある港湾の形成、水素・アンモニア等の
    受入環境の整備を通じ、産業の構造転換及び競争力強化に貢献しようとする取組


  国際海事機関(IMO)による温室効果ガス削減目標の強化や欧州における船舶の排出ガス規制等を
 背景に、メタノールやアンモニアを燃料とする船舶の開発が進んでいます。また、荷主や船社は脱炭
 素化の取組状況によって港湾を含むサプライチェーンを選択するという動きが加速しています。今後
 増加するメタノール燃料船への燃料供給ができないと、港湾の競争力を損ない、我が国の物流、経済
 活動に大きな支障を来すことも懸念されます。こうした中、民間事業者等がメタノール燃料コンテナ
 船と既存ケミカル船を活用し、バンカリング実施上の課題の抽出を段階的に行う予定としています。
  これらの国内外の動向を踏まえ、国土交通省港湾局では、我が国港湾の競争力強化と脱炭素社会の
 実現に必要なメタノールバンカリング拠点の形成を目指し、設備や手続きの基準、拠点形成の課題と
 対応策等に関して、関係行政機関及びメタノール燃料の活用に積極的な民間事業者から構成する検討
 会を設置します。第1回会議は下記のとおりです。
 
                       記
 
  日 時:令和6年9月25日(水)14:00~(1時間30分程度)
  場 所:経済産業省別館 11階 1115会議室
  議 事:メタノール燃料船の動向
      横浜港におけるバンカリングシミュレーションについて 等
  構成員:別紙名簿参照
 
  なお、取材につきましては、冒頭の頭撮りは可能、それ以降の傍聴は不可とさせていただきます。
 冒頭の頭撮りを希望される方は、9月24日(火)15:00までに(hqt-cnp@gxb.mlit.go.jp)
 までメールにてご連絡のうえ、当日13:45までに経済産業省別館1階受付にお越しください。
 各社原則1名とさせていただきます。
  また、開催結果につきましては、後日、国土交通省ホームページに掲載いたします。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

参考資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省港湾局産業港湾課 庄司、後藤、宮﨑
TEL:03-5253-8111 (内線46-468、46-451) 直通 03-5253-8679 FAX:03-5253-1651

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