平成29年3月28日
国土交通省港湾局では、平成29年度からICT活用工事(浚渫工)を全面的に実施します。
ICT活用工事(浚渫工)を推進するための実施方針や必要な経費を計上するための新たな積
算要領を整備しました。
また、浚渫工における測量から設計、施工、検査に至る一連の建設生産プロセスにおいて3
次元データを活用するための基準を整備しました。 |
国土交通省では、建設現場の生産性向上を図る「i-Construction」を推進しています。
i-Constructionのトップランナー施策のひとつである「ICTの全面的な活用」として、平成29年度からICT浚渫工を導入します。
3次元データ活用したICT施工を導入することにより、作業の効率化、精度向上を図ります。
ICT活用工事(浚渫工)の導入が円滑に進むように、発注方式、総合評価落札方式における評価等について
実施方針として取りまとめ、また、マルチビームによる深浅測量等の必要な経費の計上方法を整備しました。
また、マルチビームによる深浅測量等を実施するために必要なマニュアルやその測量成果を管理、監督・検査等をする
基準も併せて整備しました。
新たに導入する基準類は以下のとおりです。
[1] ICTの全面的な活用(ICT浚渫工)の推進に関する実施方針
[2] ICT活用工事積算要領(浚渫工編)(案)【新規】
[3] 電子納品要領(工事編、業務編、資料編)【改訂】
[4] マルチビームを用いた深浅測量マニュアル(浚渫工編)(案)【新規】
[5] 3次元データを用いた港湾工事数量算出要領(浚渫工編)(案)【新規】
[6] 3次元データを用いた出来形管理要領(浚渫工編)(案)【新規】
[7] 3次元データを用いた出来形管理の監督・検査要領(浚渫工編)(案)【新規】