平成21年10月9日
去る9月30日2時48分(日本時間)にサモア諸島南方を震源としたマグニチュード8.3の地震が引き起こした津波によって、サモア独立国では犠牲者が123名(10月2日時点)となる大きな被害をもたらしました。
国土交通省所管の独立行政法人 港湾空港技術研究所では、国際的な津波調査と連携して、津波の専門家を現地に派遣し、緊急調査を実施することにしました。緊急調査では、来襲津波とそれによる被害実態を把握し、今回の津波の特性及び被災原因を明らかにし、今後の津波防災対策に資することを目的としております。
<派遣概要>
・ 期 間: 平成21年10月12日出発~10月21日帰国(10日間)
・ 主な調査地点:サモア独立国
・ 調査内容: サモア諸島における来襲津波及び被害状況
・ 調査団員: 独立行政法人 港湾空港技術研究所
津波防災研究センター 主任研究官 有川太郎(海岸工学)
同センター 研究官 辰巳大介(海岸工学)
海洋・水工部 研究官 松崎義孝(海岸工学)