平成23年2月16日
独立行政法人港湾空港技術研究所(PARI)の港湾施設の維持管理に関する最新の知見を活用して、ASEAN諸国の現状・事情を踏まえた港湾施設の戦略的維持管理ガイドラインが完成します。
本ガイドラインの作成は、日ASEAN交通連携プロジェクトの一つである「港湾技術共同研究プロジェクト」として、平成20年度より3ヶ年で取り組まれており、今年度は3ヶ年の最終年度にあたります。
国土交通省港湾局は、PARI、海洋政策研究財団(OPRF)等との協力により、「第8回日ASEAN港湾技術者会合」及び「港湾施設の戦略的維持管理セミナー」をマレーシア・クアラルンプールにおいて以下のとおり開催しますのでお知らせいたします。なお、港湾技術者会合及びセミナーの開催概要については以下のとおりです。
※会合・セミナーは、海洋政策研究財団(OPRF)の平成22年度海外交流基金事業において開催
1.日 時:平成23年2月21日(月)
2.場 所:マレーシア・クアラルンプール(パークロイヤルクアラルンプール)
3.主 催:国土交通省港湾局(MLIT)、独立行政法人港湾空港技術研究所(PARI)
海洋政策研究財団(OPRF)、マレーシア運輸省(DOT)
4.内 容:港湾施設の維持管理ガイドライン(案)について
5.参加予定者
・カンボジア、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ、ベトナムの港湾施設維持管理の専門家
・日本の港湾施設維持管理の専門家として、北海道大学大学院工学研究院 横田弘教授、
(独)港湾空港技術研究所 古市正彦特別研究官、岩波光保構造研究チームリーダー他3名
・海洋政策研究財団海技研究グループ国際チーム 島田絵美
・国土交通省港湾局 有本彰男国際調整官他1名
1.日 時:平成23年2月22日(火)
2.場 所:同 上
3.主 催:同 上
4.参加者予定者
PTG参加予定者に加え、マレーシアの港湾関係者約30名
5.内 容
・港湾構造物の戦略的な維持管理について
・港湾構造物の点検に関する最新動向
・港湾構造物の劣化予測に関する最新動向
・港湾構造物の性能評価に関する最新動向
・鋼構造物の防食に関する最新動向
・マレーシア・クラン港における港湾開発上の技術的課題