平成28年4月17日
熊本地震の被災者を支援するため、国土交通省港湾局では、全国各地の港湾に配備している船舶(大型浚渫兼油回収船、海面清掃兼油回収船、港湾業務艇)により、飲料水や食料などの支援物資を輸送します。
熊本地震により10万人を超える方々が避難されている状況にあります。政府として支援物資を被災地に届けるため「できることはすべてやる」という方針が示されている中、港湾局所管の船舶を活用し、全国各地の港湾から飲料水や食料などの支援物資を被災地に輸送します。
政府として「プッシュ型物資支援」を進めているところであり、現在、目的地については調整中ですが、熊本、大分方面へ緊急出航します。
船舶名 | 出発地 出発日時 |
目的地 到着予定日 |
主な支援物資 |
大型浚渫兼油回収船 清龍丸(せいりゅうまる) |
名古屋港 18日(月) 10:00 |
熊本方面 21日(木) |
飲料水(約150トン(給水車約50台分)) ペットボトル(500ml)約2万本 食料(約2,700食)、毛布 等 |
大型浚渫兼油回収船 白山(はくさん) |
新潟港 18日(月) 16:00 |
熊本方面 21日(木) |
飲料水(約300トン(給水車約100台分)) 食料、医薬品、衛生用品 等 |
海面清掃兼油回収船 おんど2000 |
呉港 18日(月) 7:50 |
大分方面 18日(月) |
飲料水(約3トン) |
港湾業務艇 りゅうせい |
広島港 18日(月) 14時頃 |
大分方面 18日(月) |
飲料水(約0.6トン)、 食料(約2,000食) |
海面清掃兼油回収船 いしづち |
松山港 18日(月) 8時頃 |
大分方面 18日(月) |
飲料水(約7トン) (※2船あわせて) |
港湾業務艇 くるしま |
松山港 18日(月) 8時頃 |
大分方面 18日(月) |
九州地方整備局所属の調査観測兼清掃船「海輝(かいき)」、「海煌(かいこう)」により、熊本港内にて、4月16日からの通算で、熊本市所有の給水車及び市民約870名の方々に、合計約15,000リットルの飲料水を提供しました。明日18日も継続予定であり、詳細は別途お知らせ致します。
報道発表資料(PDF形式)
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