ブルーカーボン活用によるCO2吸収源対策の検討を支援
各国の地球温暖化対策が本格化する中、ブルーカーボン※によるCO2削減効果が注目されており、国土交通省港湾局は、「ブルーカーボン研究会」を支援しています。同研究会では、今年度より、CO2吸収源対策としてブルーカーボンを活用することを目指して、検討が進められます。(平成29年11月16日(木)に第3回研究会を開催。) div>
|
※ブルーカーボン:海洋において海草等により吸収・固定される炭素
昨年11月にパリ協定が発効され、世界各国で地球温暖化への対応が本格化する中、ブルーカーボンによるCO
2削減効果が注目されています。すでに一部の国では、CO
2吸収源対策として、ブルーカーボンの活用に取り組んでいます。
そのような背景の下、ブルーカーボンの活用に関する検討を目的とした「ブルーカーボン研究会」が昨年度設立されました。同研究会ではこれまで、ブルーカーボンに係る現状把握が行われましたが、今年度は、ブルーカーボンの活用に向けた現状と課題の抽出を行い、その対応策について検討されます。
特にブルーカーボンと他のCO
2吸収源対策について、CO
2削減効果やポテンシャル等の観点からの比較等により、我が国におけるブルーカーボンの活用方策が検討される予定です。
港湾局は、浚渫土砂等の有効活用や官民連携による藻場・浅場の造成等の取組を行ってきました。これらの知見を活かし、引き続き本研究会を支援して参ります。
<第3回ブルーカーボン研究会>
1.日時: 平成29年11月16日(木) 16:00~18:00
2.場所: 港湾空港総合技術センター 6F会議室(東京都千代田区霞が関3丁目3-1 尚友会館 6F)
3.事 務 局: (一財)みなと総合研究財団、(一財)港湾空港総合技術センター
4.その他: カメラ撮りは冒頭のみ可能です。また研究会終了後の座長(本研究会にて互選の予定)へのインタビューも可能です。会場の取材を希望される場合は、別添2の申込書により11月15日(水)17:00までに電子メールまたはFAXにて事務局へお申し込みください。
お問い合わせ先
- <ブルーカーボン研究会、および取材に関するお問い合わせ(研究会事務局)> (一財)みなと総合研究財団 高野(たかの), 苣木(ちさき)
-
TEL:03-5408-8298
(内線-) FAX:03-5408-8741
- <本プレスリリースに関するお問い合わせ> 国土交通省 港湾局 海洋・環境課 奥田(おくだ), 坂本(さかもと)
-
TEL:03-5253-8111
(内線46652, 46684) 直通 03-5253-8684 FAX:03-5253-1653
PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。