平成20年6月17日
国土交通省は、平成20年6月14日の岩手・宮城内陸地震の発生直後より、緊急災害対策派遣隊(TEC-FORCE)として、ヘリコプターからの調査を開始。
そのため、大規模な土砂崩れによる河道閉塞や道路通行止め等が多発している被害の全体像を、早期に把握できました(例えば、発災当日の夕方までに7箇所の河道閉塞を確認)。
また、これらの映像をリアルタイムで関係機関に配信するとともに、映像を分析して被害の特徴を把握し、遠隔操縦式ショベル等の災害対策用機械や被害状況調査班の派遣等、初期段階における支援計画の立案に役立ててきました。
別紙のとおり
ヘリ派遣元 |
調査日 |
回数 |
調査者(TEC-FORCE 隊員等) |
関東地方整備局 (あおぞら号) |
6月14日 |
1 |
本省(河川・砂防・道路)、関東地方整備局 |
|
6月15日 |
1 |
本省(河川・砂防・道路)、東北地方整備局、海上保安庁、気象庁 |
6月16日 |
1 |
本省(河川・砂防・道路・住宅)、東北地方整備局 | |
北陸地方整備局 (ほくりく号) |
6月14日 |
2 |
北陸地方整備局、東北地方整備局 |
6月15日 |
2 |
北陸地方整備局、東北地方整備局 | |
中部地方整備局 (まんなか号) |
6月15日 |
1 |
東北地方整備局、土木研究所 |
東北地方整備局 (みちのく号) |
6月14日 |
2 |
東北地方整備局 |
6月15日 |
1 |
東北地方整備局、国土技術政策総合研究所、土木研究所 | |
6月16日 |
2 |
東北地方整備局 | |
計4機関 |
計13回 |