平成20年10月24日
平成20年岩手・宮城内陸地震では、栗駒山東南麓を中心として河道閉塞( 天然ダム) が15箇所発生しました。国土交通省は岩手・宮城両県知事と岩手県一関市長及び宮城県栗原市長の要請を受け、それまで直轄砂防事業を実施していない区域において直轄砂防災害関連緊急事業による対策を実施したところです。
また、平成16年の新潟県中越地震における旧山古志村の芋川流域など、国内ではこれまで数多くの大規模な河道閉塞( 天然ダム) が形成されており、これらの中には決壊により地域に壊滅的な被害を生じた例も少なくありません。
こうした状況に鑑み、今後日本国内において大規模な河道閉塞( 天然ダム)が複数形成される事態に備え、危機管理を行うために必要な事項を検討し、提言を得ることを目的として、学識者・専門家等からなる検討委員会を設置することとし、第1回委員会を下記のとおり開催することとしましたのでお知らせします。
なお、第2回については11月4日に岩手・宮城内陸地震で発生した河道閉塞(天然ダム)の現地調査を実施する予定としております。
記
1 日時
平成20年10月29日(水) 11:00 ~13:00
2 場所
経済産業省別館1031号会議室(東京都千代田区霞が関1丁目3-1)
3 委員会の趣旨、メンバー
別紙のとおり
4 その他
本委員会は傍聴可です
(座席に限りがありますので、事前に下記問い合わせ先綱川までご連絡いただきますようお願いします)。
なお、カメラ撮影については冒頭のみに限ります。