平成20年1月20日
1.目的
国民の生命、財産を守るために、知事をはじめ関係者の合意のもとに進めてきたダム事業について、先般、関係知事から以前と異なる方針の表明を受けるなど、ダム事業の進め方の問題点が提起されたところです。
このように、事業の特性上、長期間かからざるを得ないダム事業を対象として、時間の経過等に伴い関係者の意見の変化があった場合に、水害等から国民の生命、財産を守る責務を有する河川管理者としてどのように対応するべきか検討するなど、これまでのダム事業一般のプロセスを検証することが必要となりました。
このため、国土交通省に「ダム事業プロセス検証タスクフォース」を設置し、これまでのダム事業のプロセスを検証することとします。
2.タスクフォースのメンバー
(1)学識経験者(五十音順、敬称略)
・伊藤和明(NPO法人防災情報機構会長)
・岡田光正(広島大学大学院工学研究科物質化学システム専攻教授)
・片山善博(慶應義塾大学法学部教授)
・岸由二(慶應義塾大学経済学部教授)
・木村孟(独立行政法人大学評価・学位授与機構長)
・櫻井敬子(学習院大学法学部教授)
・角哲也(京都大学大学院経営管理研究部/工学研究科社会基盤工学専攻准教授)
・山田正(中央大学理工学部教授)
(2)国土交通省
・金子副大臣、西銘政務官、事務次官、技監、竹歳国土交通審議官、官房長、総合政策局長、関技術審議官、河川局長、政策統括官(政策評価)
3.第1回会合の日時
平成21年1月22日(木) 17:30~19:00
4.場所
中央合同庁舎3号館11階特別会議室
5.その他
・会合については傍聴不可、カメラ取りは冒頭のみとします。
・会合終了後、会合の模様を説明します。(会見)
・議事概要を、後日、ホームページ上で公開します。