平成23年7月21日
航空レーザー測量による海底地形測量の結果、東北地方太平洋沖地震による津波後の仙台湾沿岸の広範囲な海底地形の状況が、初めて詳細に捉えられました。
この測量結果は、被災地域における復旧・復興計画の策定等を支援するための津波浸水シミュレーションや海岸の侵食対策の検討に用いるほか、海図の補正等にも活用していきます。
海上保安庁と国土交通省水管理・国土保全局※1は、平成23年6月11日から21日までの間、仙台湾及び宮古湾において、航空レーザー測量による海底地形測量を連携して実施しました。
今般、仙台湾沿岸(宮城県仙台市~福島県相馬郡新地町)における測量データの解析が終了し、東北地方太平洋沖地震による津波後の広範囲な海底地形の状況が初めて詳細に捉えられました。(詳細別紙参照)
今後、宮古湾の測量データについても解析を進めるとともに、得られたこれらの測量結果は被災地域における復旧・復興計画の策定等を支援するための津波浸水シミュレーションや海岸の侵食対策の検討に用いるほか、海図の補正等にも活用していきます。
※1 国土交通省の組織再編により、旧河川局は、水管理・国土保全局となりました。
【記者発表】海上保安庁・国土交通省水管理・国土保全局連携による東北地方太平洋沖地震による津波後の海底地形測量の実施結果について(PDF形式:95KB)
【別紙】海上保安庁・国土交通省水管理・国土保全局連携による東北地方太平洋沖地震による津波後の海底地形測量の実施結果について(PDF形式:1385KB)
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